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2級建築士試験対策

2級建築士試験----設計製図対策

2級建築士製図試験に合格するための知識や製図テクニックを、最も合理的な方法で経験豊富な現役講師が直接指導します。

  • 設計製図対策にあてる時間がなかなか確保できない。
  • どのような製図をすれば、減点が少なくてすむの。
  • いまの設計製図対策でほんとうに大丈夫なのだろうか。
  • 情報がたくさんありすぎて本当に重要な部分がわからないよ。
  • みんな試験予備校に通っているから、受験生の差が少ないのでは。

これらの対策や疑問などを解決することが、本講座開講の目的です。一般的な試験予備校とは指導方法もかなりの部分で異なります。
戦う相手を知り、その対策を学ぶのを主眼としています。

戦うのは受験生本人です。日常の作図訓練は、自主的にする必要があります。

ただし、本講座を受けることで合理的な対策・練習ができます。時間の有効活用を図ります。お互いがんばりましょう。

本指導の特徴について

本指導の要点は、大きく2点です。

1.合理的な作図方法とその練習方法

2.設計製図試験の採点基準を学ぶ



1.合理的な作図方法とその練習方法について

合理的な作図とは、短時間で、正確に描くことです。
製図板を持ち込んで定規を使用して描くのが当然と思われがちですが、わたし達の講座ではT定規は主役ではありません。作図をするにあたって、直接書いた方が早いところは、定規は使用しません。しかし、寸法線や、敷地境界線など定規を使用して一気に引いたほうが早いところは定規を使用します。部屋にあるソファーや流しなどは、直接書きます。階段も定規は使いません。それで描いた全体図がこれです。
フリーハンド全体図
fileフリーハンド全体拡大図表示--220Kbyte 

次に、2階平面図の描き方法の違いです。
左側はフリーハンドで、右側は通常の作図(試験場持込み可能ドラフター)を使用して描きました。
フリーハンド2階平面図  定規による2階平面図
fileフリーハンド2階平面図               file定規による作図2階平面図

みなさんの完成した作図と比較してみてください。みなさんはきれいに描くために定規を使用しているはずですが、それと遜色しない図面が、フリーハンドでも表現できることに驚かれると思います。

これが、フリーハンドというのです。
しかし、ここまで作図できるようになるには、練習が必要です。
練習は、定規を使用した製図の場合にも必要なのは、当然です。

ただしフリーハンドの練習は、場所を選びません。

小さな方眼ノートがあれば、電車の中、会議中、職場の机上、食卓の机、座椅子に座ってTV観ながらなど、細切れの時間を使って練習できます。

フリーハンドで描いた、『梁伏図(左)』と『部分拡大図(右)』です。
梁伏図全体図 梁伏図_部分拡大図
file梁伏全体図                  file梁伏図_部分拡大図

フリーハンドを学ぶことで、図面が描くのが楽しくなります。
そして、これの利点は、現場で即実践できるということです。

クライアントに、ここの間取りを少し変更して欲しいのですけど・・という要望を現場で受けたとき、あなたならどうしますか?

現場で、ドラフターやT定規を使って作図というわけにはいきません。

もし、フリーハンドでササッ・・と方眼紙にでもプレゼンできたとしたら・・・

きっとその建築士は、それだけでクライアントから信用を勝ち取ることでしょう。しかも描いた図面はアートのように見えるのですから、すごく美しくかっこいいものです。

本来の建築士はそうあるべきだと思っています。芸大に建築学科があるように本来、建築学は芸術のはずです。

矩形図部分詳細図 1階平面部分詳細図
file矩形図部分詳細図             file1階平面部分詳細図

これら、フリーハンドのスキルを身につけるのは、結局慣れでしかありません。
文字も形をまねて練習すれば、だんだんとそれに似てくるのと同じように、練習を重ねるうちに線の引き方や手首の使い方などが、だんだんと洗練されて、美しいフリーハンド図面がひけるようになるものです。

それは、自分の上達過程がとてもうれしく感じられる瞬間です。
そして、この技術は、実務に直結しています。そして1級建築士の設計製図試験では、さらに有効に発揮します。

2級の設計製図対策で、この技術を習得し、実務にもいかしてください。そして、周囲の受験生より1歩先を進んでください。

最後に、定規で図面を描くのも慣れです。普段はCADなのですからCADとは描き方も、方法も異なります。線を引く際の力の入れかげんなどを数多く描くことで学んでいきます。よく、フリーハンドは練習が必要だといいます。あたりまえです。T定規でも練習が必要なのですから。

そして、定規・ドラフターの使い方を学んでも、実践では役にたちません。所詮、試験のための設計製図対策でしかありません。
フリーハンドなら、実践での武器になります。




2.設計製図試験の採点基準とは

 図面をそれなりに描けるようになったとき、受験生は壁にぶつかります。それは明確な合否判定がわからないからです。

描き終わってみたけれど、

  • 平面計画は、これでいいの。もっと検討したほうがいいの。
  • 「動線が悪い」っていうけど、どこを変えればいいの。
  • 所要室を1つ見落として描いちゃった。もう駄目なの。

設計製図で要求される問題文には、たくさんの事柄が書いてあります。

  • ○○○を設ける。
  • ■■■は南向きに配置。
  • △△△に配慮すること。
  • 寸法は□□以上とする。
  • ●●●を記入すること。などなど

Aさんは、本番において製図を描き進めるうちに「○○○を設ける」ためには、「■■■は南向きに配置」できなくなってしまうことに気がつきました。
「○○○を設け」なければ、「■■■は南向きに配置」できます。
Aさんはどうしたらいいか迷いました。

そして、エスキスからやりなおすことにして、なんとかエスキスは完成。その後、作図しはじめましたが、平面・矩形図は完成しましたが、梁伏図は、半分ほどしか完成できませんでした。
そして、その年は、不合格でした。合否ランクは、未完成とされる?でした。

本番の試験では、何が起こるかわからないものです。
Aさんのように途中で問題の読み落としに気がついて、軌道修正を余儀なくされる場合もありますが、試験中に急に体調不良を起こす場合もあります。

B君は、エスキスの途中でお腹の調子が悪くなり、トイレに30分以上はいってしまいました。
一度は、復活するも再度の腹痛。今度は15分で戻りましたが、合計で50分近い時間のロスです。
でも、A君はあきらめませんでした。残された時間でできることをしました。
そして目標を、『土俵にあがれる図面として完成』させることにしました。
つまり採点してもらえる図面として仕上げることに軌道修正したのです。
減点があるのは百も承知です。与えられた諸条件に優先順位をつけてその処理を淡々とこなしました。

結果は、合格でした。

さて、AさんとBさんの違いは何だったのでしょうか。
それは、敵を知らなかったAさんと、敵を知っていたBさんの違いなのだと思います。
試験前の練習中は、いくらでも軌道修正がききます。時間もたっぷりあります。
しかし、本番ではそうはいきません。時間も限られています。4時間半で、ゴール(完成)しなければ失格なのですから。

問題は、ゴールするために許される範囲を知ることです。学科試験でもいえることですが、確実に点をとれるところでとらないと、試験というのは勝負になりません。
不確定なところには、あまり執着しない。
これが、大事なのだと考えています。

私たちの講座は、『敵を知ること』を学びます。
設計製図の課題文の中で、『確実な部分』と『不確実な部分』を学びます。いいかたは、乱暴ですが、『満たすべき部分』『捨てていい部分』といってもいいでしょう。

そして、本番で想定される、これらリスクを設定して課題を描きます。
時間の制約・条件違反・問題文見落とし それらを課題作成中に与え、どのように対処するのが最も失うリスクが少ないのかを学びます。

その結果、敵を知ることで気持ちにゆとりが生まれます。
不思議なもので、気持ちにゆとりがうまれると集中力も高まり、勉強効率もあがるものです。
時間も少ない時間で集中できることになり、『これでいいのかな』と絶えず自問自答しながら練習・訓練している受験生より、合格のための技術は、どんどん身についていきます。

私たちは、自分が描いた作図答案を交換してお互いに採点しあいます。
採点基準は、過去の膨大な不合格答案・合格答案を基に作成した、合否判定表をもとにして、作成しているものです。

少しむずかしくいうと、設計回答作成のうえでの『リスク管理』を学んでもらいます。リスクを修正しないでそのままにしておくことを『リスク保有』といいます。その他リスク対応には『リスク削減』『リスク回避』『リスク移転』があります。

過去の事例からリスクを分析し、対応すべきリスクは特定してあります。それを受講生に伝え、特定したリスクの対応策について、最も効果的な対処方法を身につけて、試験会場に戦いを挑みます。対策は十分です。残されたことは、坦々と準備するのみです。

最後に、不思議なことがあります。
過去の合否結果の傾向からですが、設計製図回答は、フリーハンド図面の方が、定規で描いた図面より得点率が高いのです。
これは、加点評価なのだろうと推測しています。

つまり、見やすい図面・アピールできる図面としては、フリーハンドが有利だということでしょう。
これは、『採点委員が喜んで採点してくれる図面』は、フリーハンドの方ということなのだと思います。
建築士試験が現場に直結した建築士を求めている試験だということの、根拠といえるでしょう。

これらを身に付けたとき、私たちは、合格するための武器を手にいれたことになります。

検討を祈ります

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